本日の通読箇所「ルカによる福音書2:8~21」
天使たちが離れて天に去ったとき、羊飼いたちは、「さあ、ベツレヘムへ行こう。主が知らせてくださったその出来事を見ようではないか」と話し合った。
(ルカによる福音書2章15節)
羊飼いが野宿をしていると突然主の天使があらわれ、周りが主の栄光で照らされる。とても美しく、心に残る場面です。「のはらでひつじがめぇめぇめぇ」という歌が頭の中をよぎったという方もおられるのではないでしょうか。
羊飼いに喜びの知らせが真っ先に届けられたということ。ここには大きな意味がありました。というのも定住する場所を持たない羊飼いは貧しく、また神さまの掟である律法も守ることができなかったからです。(動物を相手にしているのに、週一度休め、なんて無理です)
イエス様の誕生の知らせが、金持ちや地位の高い人、宗教家などではなく、貧しく虐げられていた人にまず伝えられたということ。そのことは、神さまの目がわたしたちにも向けられていることを示しているのです。