日ごとの聖書(1月19日)

本日の通読箇所「創世記5:6~20」

セトは百五歳になったとき、エノシュをもうけた。セトは、エノシュが生まれた後八百七年生きて、息子や娘をもうけた。セトは九百十二年生き、そして死んだ。

(創世記5章6~8節)

ユダヤでは、神さまの祝福は次のような形であらわされると考えられてきました。子孫を残すこと、財産を得て裕福になること、そして長寿です。そのこともあり、旧約聖書の前半に出てくる人物は、いずれも長寿です。

アダムは930歳、セトは912歳、エノシュは905歳…と長寿の域をはるかに超えています。1094年に生まれた平安時代後期の公卿、藤原顕頼が2023年の今も生きているようなものです。

また、かなりの高齢になってから子どもが与えられています。それでも計算上では、アダムはセト、エノシュ、ケナン、マハラエル、イエレド、エノク、メトシェラ、レメクというひひひひひひ孫(言い方があっているかは知りません)の誕生に立ち会っていることになりますが。