本日の通読箇所「使徒言行録28:17~22」
あなたの考えておられることを、直接お聞きしたい。この分派については、至るところで反対があることを耳にしているのです。
(使徒言行録28章22節)
ローマにも、多くのユダヤ人がいたようです。パウロは彼らに対して、宣教と釈明をしようとしていました。宣教とはイエス様の十字架と復活を伝えること、釈明とはエルサレムで囚人としてローマの手に渡されたが無実であるということです。
ローマにいるユダヤ人たちは、パウロがどうして捕らえられたかについて聞かされていませんでした。ただイエス様を信じる「分派」について、反対があることは知っていたようです。
ユダヤ人たちはパウロに対して、直接話を聞かせてほしいと願います。うわさなどを鵜吞みにせず、ちゃんと話を聞いて判断したいというのです。この姿勢は、わたしたちも見習いたいものです。