日ごとの聖書(6月30日)

本日の通読箇所「ローマの信徒への手紙6:8~11」

このように、あなたがたも自分は罪に対して死んでいるが、キリスト・イエスに結ばれて、神に対して生きているのだと考えなさい。

(ローマの信徒への手紙6章11節)

「キリスト・イエスに結ばれて、神に対して生きている」、とてもうれしい言葉だと思います。わたしたちはこの地上で生を受け、日々生かされています。その生の中で、イエス様に結ばれているというのは、どれほど大きな喜びでしょう。

そしてその結びつきは、死をも超えます。イエス様が死の中からよみがえられたように、わたしたちも起き上がらせられるのです。わたしたちにとってもはや、死は全ての終わりではありません。

お葬式をするときに、この言葉はいつも心の中に響き渡ります。確かに愛する人の死は悲しいです。涙もなかなかとまりません。でも死の向こう側にある命があるのです。その希望をもって、わたしたちは歩んでいくのです。