本日の通読箇所「コリントの信徒への手紙一1:26~31」
それは、だれ一人、神の前で誇ることがないようにするためです。
(コリントの信徒への手紙一1章29節)
パウロはコリントの人たちに、召されたときのことを思い出すようにと語ります。あなたがたは知恵があったわけでも、能力があったわけでも、家柄がよかったわけでもないだろうと言うのです。
しかしそれにもかかわらず、神さまはあなたがたを選んだ、いや、そんなあなたがただからこそ、神さまか選んだのだと伝えるのです。漁師や徴税人を弟子とした、イエス様を思い起こします。
わたしたちもまた神さまの招きによって集められ、教会に連なる者とされました。それは自分の努力や能力ではなく、神さまからの一方的な呼びかけに応じたに過ぎないのです。わたしたちが自分を誇るとき、そこには分裂が待っているのです。