本日の通読箇所「詩編19:8~15」
どうか、わたしの口の言葉が御旨にかない 心の思いが御前に置かれますように。主よ、わたしの岩、わたしの贖い主よ。
(詩編19編15節)
この詩編は、聖歌にも用いられています。聖歌332番です。「星は主の栄光 語り伝え 大空は み手のわざを告げる」。歌詞を読んだだけでメロディーが心に流れる、そんな方も多いのではないでしょうか。
この詩は、黙想の中で書かれたものだとも言われます。神さまの大いなる業を褒め、また神さまの正しさに触れる中で自分の小ささに気づかされていく。その中でわたしはその喜びをどう語ればよいのだろうかと詩編の作者は考えます。
この詩編の最後の15節を、説教前のお祈りとして用いる牧師が多くいます。わたしも言葉は多少変えていますが、祈ります。神さまのみ業を語るには、わたしはあまりにもちっぽけです。でもどうか、わたしの口を用いてください。そのように説教者は祈るのです。