日ごとの聖書(6月19日)

本日の通読箇所「詩編72:8~15」

王が命を得ますように。彼にシェバの黄金がささげられますように。彼のために人々が常に祈り 絶え間なく彼を祝福しますように。

(詩編72編15節)

この詩の作者とされるソロモンは神さまに夢の中で、「願い事があれば、言いなさい。かなえてあげよう」と言われます。みなさんだったら何を願いますが。宝くじがあたること?家族の健康?

ソロモンはそのとき、「聞き分ける心を与え(列王記上3:9)」るように願います。そのソロモンの願いは、神さまの目に適いました。そして神さまはソロモンに、「知恵に満ちた聡明な心」をお与えになったのです。

その名声は広く知れ渡り、シェバ(エチオピア)の女王がソロモンを試すためにやってきます(列王記上10:1~13)。しかしその知恵に驚いた女王はソロモンに、たくさんの贈り物をします。この詩編の15節に書いてあるのは、そのことを意味しているようです。