日ごとの聖書(4月8日)

本日の通読箇所「詩編41:11~14」

そしてわたしは知るでしょう わたしはあなたの御旨にかなうのだと 敵がわたしに対して勝ち誇ることはないと。

(詩編41編12節)

詩編41編の前半に出て来た「敵」は、病に苦しむ人に対して傷口に塩を塗るような行為をしていきます。この詩編の作者はその痛みの中にあっても、主の憐れみを求めて祈り続けます。病人に必要なのは憐れみなのです。

「憐れみ深い人々は、幸いである、その人たちは憐れみを受ける。(マタイ5章7節)」は、イエス様が山上の説教の中で語られた言葉です。神さまが憐れみ深いように、わたしたちも憐れみを与える者となるように。そのように語られています。

詩編は全部で150編ありますが、実は3巻に分かれています。そして第1巻は、1編から41編までです。その巻末を見ると、「アーメン、アーメン」という言葉で締めくくられます。わたしたちも「アーメン!」と唱えて第2巻へと入りましょう。