奈良基督教会信徒のみなさまへ

 主日礼拝ならびに教会活動再開のための指針

 奈良基督教会では5月31日より主日礼拝(み言葉の礼拝)を、7月5日からは主日聖餐式を再開いたしました。しかしながら、新型コロナウイルスの感染は未だ予断を許さず、秋・冬に向けてさらなる感染拡大が懸念されているだけでなく、都市部では感染が拡大しています。
 そこで、教会では少なくとも9月最終主日までは、主日礼拝をみ言葉の礼拝とすることとしました。今後いつになれば従来と全く同じような礼拝や活動をおこなうことができるのかわかりませんが、感染拡大の予防に努め、キリストの教会の宣教活動に取り組んでいくことができればと願います。先を見通せない中にあって、「御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということ(ローマ 8:28)」を信じ、ご一緒に歩んで行ければ幸いです。

1.主 日 礼 拝 等

① 体調管理など
  • ご自宅を出られる前に必ず検温して体温が平熱であることを確認し、平熱よりも1度程度高い場合、また咳や倦怠感等の症状がある場合は、たとえ何らかの当番になっていたとしても、礼拝への出席はお控えください。
  • 公共交通機関の利用などで不安を感じる方は、ご遠慮なくご自宅に留まってお祈りください。
  • 皆さんやご家族に感染者が出た場合は、必ず牧師に連絡してください。
② 礼拝堂内など
  • 礼拝堂や各施設等の入口には手指消毒用のアルコール類の設置をしています。
  • 礼拝堂・シオンホールの窓や扉は開け、常時十分な換気をおこなっています。
  • 礼拝堂内の出席人数は、会衆席収容定員の半分以下に制限しています。もしそれよりも多くの出席があった場合には、シオンホールで礼拝に参加していただいています。
  • 礼拝出席のために介助が必要な方はその旨お申し出ください。その際、介助される家族の方は他の会衆と十分な距離をとった上で、隣り合ってお座りください。
③ 礼拝の実施方法など
  • 礼拝時間は1時間程度を目安にしています。
  • 礼拝堂に入る時には、必ず手指を消毒してください。
  • 飛沫感染や接触感染によるウイルス拡散を予防するため、必ずマスクを着用してください。
  • 主日礼拝で「み言葉の礼拝」をおこなうか、「聖餐式」をおこなうかは、教会委員会で協議して決めます。
  • 聖歌は当面歌わずに、伴奏または独唱を聞きます。またチャント(キリエや大栄光の歌など)は用いず、唱えます。
  • 「平和の挨拶」は会釈とし、握手など身体の接触を伴う方法は控えてください。
  • 礼拝終了後は、密集・密着を避けるため立ち話などは控え、速やかに礼拝堂から退出してください。
④ 聖餐式について
  • 司式者、補式者、サーバー、オールターギルドなど祭壇奉仕者は、各準備の前後に手指の消毒を徹底すると共に、入堂時から必ずマスクをしてください。
  • 司式者、補式者、サーバーは、聖卓にチャリス・パテンを準備する前と 自身の陪餐の直前に、必ず手指の消毒をしてください。
  • 感染が収束するまで、司式者のみ二種陪餐(パンとぶどう酒)とし、他の礼拝奉仕者と会衆は一種陪餐(パンのみ)とします。
  • 陪餐する会衆は十分な距離を保って聖所に進み、アルコール消毒した両手でパンを受け、すぐに口に運んでください。
  • 陪餐を受けることに対して戸惑いがある方は、遠慮なくお控えください。
  • 教役者が体調不良など万一の場合には、急遽み言葉の礼拝に移行することがあります。
⑤ その他
  • マスクは原則着用ですが、熱中症になる恐れもあるため、以下の点にご留意ください。
  • 会衆は発声しない時(聖書朗読や説教を聞くときなど)は、マスクを外してもよいこととします。
  • 司式者は、基本的にマスクを着用します。
  • 熱中症対策のために、礼拝中であっても、必要に応じて水分補給をしてください。

2.教 会 活 動 等

  1. 会計担当者は、会計処理の際、手指の消毒を徹底してください。
  2. 教会委員会をはじめ集会の開催は必要最小限に留め、資料は予め配布するなど各会合の時間短縮に努力してください。
  3. 今後の感染拡大状況にもよりますが、3密(密閉、密集、密接)になる可能性のあるプログラムは実施の前に十分議論してください。判断に迷う場合は、牧師または教会委員にご相談ください。

2020年9月7日
奈良基督教会 牧師 古本靖久