日ごとの聖書(2月 15日)

本日の通読箇所「マタイによる福音書13:1~9」

蒔いている間に、ある種は道端に落ち、鳥が来て食べてしまった。

(マタイによる福音書13章4節)

わたしたちはこのたとえを聞くと、「自分はどの土地だろうか」と考えます。道端なのか、石だらけの土地なのか、茨の中なのか。あるいは「良い土地」なのでしょうか。

しかしこのたとえの小見出しを見てみると、「『種を蒔く人』のたとえ」となっています。つまりこの種を蒔いている人は、一体どういう方なのだろうかということが大切なのです。

「種を蒔く人」は「良い土地」以外にも種をバラマキます。そこがどんな土地であろうとも構わないのです。「きっといつかこの種は受け入れられる」、そう信じてみ言葉を蒔き続ける神さまの姿がそこには感じられます。