日ごとの聖書(6月 21日)

本日の通読箇所「マルコによる福音書15:21~32」

そこへ、アレクサンドロとルフォスとの父でシモンというキレネ人が、田舎から出て来て通りかかったので、兵士たちはイエスの十字架を無理に担がせた。

(マルコによる福音書15章21節)

キレネ人シモンの息子二人(アレクサンドロとルフォス)の名前が聖書には載せられています。彼らは初期の教会においてよく知られていた人物なのでしょうか。彼らの証言によっても、イエス様の十字架は証明されているのでしょうか。

イエス様は没薬混ぜたぶどう酒を飲むのを拒否されます。苦痛を和らげるために麻酔薬としてその飲み物は与えられますが、イエス様は飲まれません。イエス様は最後まで、苦しみをそのまま受けられるのです。

そしてイエス様は、二人の罪人と共に十字架につけられました。罪人の一人として数えられ、苦しみを受け、人々からののしられました。すべての人がイエス様を見棄てました。そして静かに時は過ぎていきます。