本日の通読箇所「ルカによる福音書14:7~14」
そうすれば、その人たちはお返しができないから、あなたは幸いだ。正しい者たちが復活するとき、あなたは報われる。
(ルカによる福音書14章14節)
礼拝堂ではしばしば、入り口近くの席が大人気になることがあります。「末席」を求めてみんなが殺到するのか、あるいは説教壇からできるだけ離れたいという心理なのか、それはよくわかりません。
他の人の尊敬の目を集めたいという思いで上席に座ろうとするならば、その思いは神さまに否定されるということをイエス様は言われているのでしょう。ただし神さまの元に少しでも近づきたいという思いで礼拝堂の前の席を選ぶことは、きっと喜ばれると思います。
さらにイエス様は、催しへの誘いについても語られます。わたしたちは人にしたことはしっかり覚え、人にしてもらったことは忘れがちです。逆でありたいですね。つまり、人にしたことはすぐに忘れても、人からしてもらったことはいつまでも覚えておきたいものです。