日ごとの聖書(9月 2日)

本日の通読箇所「ルカによる福音書14:15~24」

主人は言った。「通りや小道に出て行き、無理にでも人々を連れて来て、この家をいっぱいにしてくれ。」

(ルカによる福音書14章23節)

聖書を見ると、この物語と同じような物語がマタイ22:1~10に書かれています。しかしよく見ると、二つの物語には決定的な違いがあります。それはマタイでは「婚礼の祝宴」なのに対し、ルカは「大宴会」となっているところです。

いくらなんでも婚礼の祝宴の招待を受けたのに理由をつけて断るのはダメだけれども、大宴会だったらいいのではないか、とも思います。それも仮病やウソではなく、ちゃんとした理由があるのですから。

しかし逆に考えてみると、わたしたちに対する神さまからの招きは一見大したことのないことのように見えても、とても大切なものだということかもしれません。扉が閉められた後にいくら悔やんでも、遅いのです。