日ごとの聖書(1月13日)

本日の通読箇所「創世記3:20~24」

主なる神は、アダムと女に皮の衣を作って着せられた。

(創世記3章21節)

新共同訳聖書では、エバという名前の後に(命)という原意(原語の意味)が書かれていましたが、新しい聖書にはそれはありません。もともとの聖書に書かれていないからなのですが、あった方が読みやすいという気もします。

二人はそれまで、いちじくの葉をつづり合わせ、腰に巻いていました。しかしここで神さまは、皮の衣を作って着せます。恥ずかしさを隠すだけのものを、身体を保護する物へと変えられるのです。

ここに、神さまの人間に対する思いを見ることができます。確かに楽園からアダムとエバは追放されました。しかし神さまは彼らに皮の衣を着せることで、人間を守っていくという思いを示されたのです。