日ごとの聖書(1月24日)

本日の通読箇所「創世記6:11~17」

見よ、わたしは地上に洪水をもたらし、命の霊をもつ、すべて肉なるものを天の下から滅ぼす。地上のすべてのものは息絶える。

(創世記6章17節)

神さまは正しく、全き人であったノアに、地とすべての肉なる者を滅ぼすことを告げられます。人間だけではなく動物や鳥たちも含めて、「肉なる者」はすべて滅ぼすというのです。

しかし、同時に神さまはノアに「箱舟づくり」を命じられます。アンマというのは長さの単位で、1アンマはひじから中指の先までの長さです。1アンマを約45㎝と考えると、箱舟の大きさは、長さ135m、幅22.5m、高さ13.5mとなります。

3階建ての巨大な箱舟を、ノアたちはどうやって造ったのでしょう。また家族だけで造ることができたのでしょうか。箱舟には屋根と戸口はつけられますが、オールや帆はつけられません。自力で動くことのできない、ただ漂うだけの舟なのです。