日ごとの聖書(1月25日)

本日の通読箇所「創世記6:18~22」

ノアは、すべて神が命じられたとおりに果たした。

(創世記6章22節)

神さまはノアとの間に、契約を立てます。この契約が具体的に何かは書かれていません。ノアの家族、鳥、家畜、地を這うあらゆるものを二匹ずつ箱舟に入れなさい。わたしはそれらが生きられるようにするというのが「契約」なのでしょう。

神さまはここで、「すべての者を滅ぼす」と言われたことを思い直したのでしょうか。ただしノアは人間の中で「正しい者」として選ばれましたが、動物たちはそうではなく、無造作に選ばれたようです。

ノアは箱舟を造るのに、どれだけの期間働いたのでしょうか。また神さまに疑問を呈することはなかったのでしょうか。聖書はノアの心情には一切触れません。ただ神さまを信じ、その命令を守ったノアの行動だけが伝えられます。