日ごとの聖書(5月12日)

本日の通読箇所「使徒言行録24:24~27」

しかし、パウロが正義や節制や来るべき裁きについて話すと、フェリクスは恐ろしくなり、「今回はこれで帰ってよろしい。また適当な機会に呼び出すことにする」と言った。

(使徒言行録24章25節)

フェリクスはユダヤ人の妻ドルシラと共に、パウロの話を聞きます。パウロは信仰の話とともに、正義や節制や来るべき裁きについて語ります。フェリクスが恐ろしくなるのもよくわかります。

洗礼者ヨハネも首をはねられる前、ヘロデに捕らえられていました。そのときヘロデはヨハネの教えを聞いて非常に当惑しながらも、喜んで耳を傾けていました。その場面を少し思い出してしまいます。

ただフェリクスには、下心もあったようです。パウロから良い教えを聞くというよりも、お金をもらうことが目的だったようです。あわせてユダヤ人の機嫌も取ろうとして、パウロの監禁状態を続けていきます。