10月13日・聖霊降臨後第18主日の礼拝後、 礼拝堂の右側、ベストリー入口付近に置かれたハモンドオルガンの周りに集まり 、オルガンの「感謝と聖別解除の祈り」が、司祭によって行われました。1971年12月5日の聖別奉献以来、1988年にパイプオルガンが設置されるまでの間、すべての礼拝はこのオルガンが用いられ、また幼稚園の聖劇でも活躍しました。今回譲渡を決断し、修理を施した後に新たな活躍を願い教会から送り出すこととなりました。
永遠にいます全能の神よ、あなたは奈良基督教会礼拝堂にこのハモンドオルガンを備えさせ、長きにわたって礼拝に用いてくださいました。この楽器によってわたしたちの礼拝が支えられ、また信仰と生活が豊かにされた恵みを感謝し、み名をほめたたえます。また奏楽の奉仕をしてくださった方々をおぼえて感謝いたします。いまこのハモンドオルガンのこの場での働きを終えることをお許しくださり、聖別を解除してください。救い主イエス・キリストのみ名によってお願いいたします。アーメン
慈しみ深い神よ、この礼拝堂での働きを終えるハモンドオルガンが、必要適切な補修によって整えられ、新しく主と人びとのために用いられるように切にお願いいたします。そうしてこれを奏でる人びと、これを聴きまた歌う人びとを祝福してください。別れを惜しむわたしたちを慰め、わたしたちに主を深く愛する信仰をお与えください。み子イエス・キリストによってお願いいたします。アーメン