日ごとの聖書(2月 13日)

本日の通読箇所「マタイによる福音書12:33~42」

あなたは、自分の言葉によって義とされ、また、自分の言葉によって罪ある者とされる。

(マタイによる福音書12章37節)

「蝮の子らよ、あなたたちは悪い人間であるのに、どうして良いことが言えようか」とイエス様は言われます。自分の心の中を覗いてみると、たしかによこしまな考えや不純な思いなどが渦巻き、とても「良い人間」であるとはいえません。

イエス様は「悪い」にも関わらず、「良い」と思い込んでいる(あるいは「良い」フリをする)人々に問いかけます。「あなたの言葉は義とされるのか、それともその言葉によって罪ある者とされるのか」と。

ではわたしたちは「自分の努力」で義とされるのでしょうか。たとえば今日一日だけでも、神さまの前に正しい人間になれるでしょうか。わたしは無理です。神さまもそのことをよくご存じです。だからわたしたちのためにイエス様を遣わされ、十字架へと向かわせられたのです。