日ごとの聖書(4月 26日)

本日の通読箇所「マルコによる福音書2:23~28」

そして更に言われた。「安息日は、人のために定められた。人が安息日のためにあるのではない。

(マルコによる福音書2章27節)

新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、「マスク警察」という言葉が一時期流行しました。マスクをしていない人を罵倒する人までいたそうです。

安息日は神さまから与えられたお恵みでした。7日目に奴隷も家畜も労働から解放され、休息が与えられるというものでした。しかしいつの間にか、何もしてはいけない日に変わっていきます。そして人の行動を監視する人も出てきたのです。

安息日を含む神さまからのお恵みは、わたしたちが生きる者となるために与えられています。人を裁き、人を枠の中に押し込めるためにあるのではありません。教会の働きも同じです。人を裁くことは、神さまのみ心ではないのです。