日ごとの聖書(4月 25日)

本日の通読箇所「マルコによる福音書2:13~22」

ファリサイ派の律法学者は、イエスが罪人や徴税人と一緒に食事をされるのを見て、弟子たちに、「どうして彼は徴税人や罪人と一緒に食事をするのか」と言った。

(マルコによる福音書2章16節)

イエス様はアルファイの子レビに声を掛けます。(マタイ福音書では「マタイ」という名になっていました)。彼は徴税人でした。ローマの手先として同胞のユダヤ人から高額の税を取り立てる彼らは、ユダヤ人の中から排除されていました。

イエス様はあえて、徴税人や罪人、娼婦たちと共に歩まれます。一緒に食事をされます。それは、本当に神さまを必要としているのは、そのような人たちだからです。

「ファリサイ」とは「分離する」という意味です。わたしたちの教会は、どこに向かっているでしょうか。神さまを必要としている人と共に食卓を囲み、歩んでいるでしょうか。