日ごとの聖書(4月 27日)

本日の通読箇所「マルコによる福音書3:1~6」

そこで、イエスは怒って人々を見回し、彼らのかたくなな心を悲しみながら、その人に、「手を伸ばしなさい」と言われた。伸ばすと、手は元どおりになった。

(マルコによる福音書3章5節)

今日も安息日に起こった物語でした。安息日にはやってはいけないことが細かく決められ、その数は613にものぼったそうです。語呂合わせで、「むいみ」と覚えるといいと教えられたこともあります。

すぐさま死に至らないような病気を治療することも、医療行為として安息日にはしてはならないことでした。しかしイエス様は、そのかたくなな心に怒りを覚え、悲しまれたのです。

イエス様のこの思いは、ファリサイ派やヘロデ派の人々の怒りを買いました。彼らはイエス様を殺そうと考えます。イエス様の十字架への道がスタートするのです。