日ごとの聖書(7月30日)

本日の通読箇所「出エジプト記3:1~6」

神が言われた。「ここに近づいてはならない。足から履物を脱ぎなさい。あなたの立っている場所は聖なる土地だから。」

(出エジプト記3章5節)

羊飼いとなったモーセは、群れと共に神の山ホレブに来ます。すると柴の間で燃え上がる炎の中に主のみ使いが現れました。不思議なことに、柴は一向に燃え尽きません。これが、「燃え尽きない柴」の話です。

モーセは近づいて、見に行きます。主のみ使いがいるのに、大胆な行動です。普通は恐ろしくて逃げたり、ひれ伏して拝んだりという行動に出そうですが。そのモーセに対して、神さまは語り掛けます。

その一言目は、「近づくな、履物を脱ぎなさい」というものでした。そこは聖なる土地だからです。この言葉を元に、ユダヤ教の至聖所は神聖な場所とされてきました。しかしイエス様の十字架の死によって至聖所の垂れ幕は二つに裂け、その隔たりはなくなります。