日ごとの聖書(10月31日)

本日の通読箇所「出エジプト記26:36~37」

次に、天幕の入り口に掛ける幕を作る。青、紫、緋色の毛糸、および亜麻のより糸を使ってつづれ織を作りなさい。

(出エジプト記26章36節)

ようやく、幕屋作りの指示が終わります。柱や壁板に使われているアカシア材は、腐りにくく耐久性にも優れているものだそうです。現在もDIYをする人には人気だそうですので、教会の椅子などを作るときには用いても良いかもしれません。

天幕の入り口がただの空間だったら、やはりまずいのでしょうか。入りやすさはあまり重視していないのでしょう。それよりも彩り豊かな刺繡を施すことで、「他とは違った空間」という印象を与えているようです。

神さまはこのように、幕屋建設を命じられました。しかしそれは、「わたしのために別荘を作れ」というようなものではなく、「あなたたちと共にいるしるし」を与えてくれたものだと思います。