日ごとの聖書(4月1日)

本日の通読箇所「創世記24:10~14」

祈った。「主人アブラハムの神、主よ。どうか、今日、わたしを顧みて、主人アブラハムに慈しみを示してください。」

(創世記24章12節)

アブラハムのしもべは、らくだ10頭を引き連れて出かけます。らくだは聖書では汚れた動物とされていますが、家畜として飼われていたようです。ただし肉を食べることは禁止されていました。

しもべはナホルという町の井戸に行きます。夕暮れ時になると、人々は井戸に集まってきます。この地域は暑さのため昼間に重労働をすることは厳しく、水汲みは早朝や夕暮れ時におこなわれていました。

彼は神さまにお祈りします。そして「こういう娘がいたら、その人を定められた者だとしてください」と提案します。イサクの妻は自分が決めるのではなく、あくまでも神さまに選んでいただくという思いがここに見られます。