本日の通読箇所「創世記24:1~9」
僕は尋ねた。「もしかすると、その娘がわたしに従ってこの土地へ来たくないと言うかもしれません。その場合には、御子息をあなたの故郷にお連れしてよいでしょうか。」
(創世記24章5節)
アブラハムは妻を亡くし、年を重ねていきます。息子のイサクもサラが亡くなったときにはすでに37歳でしたが、まだ妻がいませんでした。当時にしては、遅かったのだと思います。
アブラハムはイサクのために妻を迎えるように、僕(しもべ)に命じます。ただしそこに3つの条件を出します。彼らが住んでいる地であるカナンからは迎えないこと。生まれ故郷である親族の地から迎え入れて欲しいということ。
そしてその親族の地には、息子イサクは連れて行くなということです。三番目の条件が厳しいように感じます。しかし子孫にカナンの地を与えられた以上、ここから出て行かせる必要はないとアブラハムは考えたのでしょう。神さまが与えてくださると信じるのです。