本日の通読箇所「マタイによる福音書26:26~35」
言っておくが、わたしの父の国であなたがたと共に新たに飲むその日まで、今後ぶどうの実から作ったものを飲むことは決してあるまい。」
(マタイによる福音書26章29節)
この「最後の晩餐」の場面はイエス様の十字架から2000年経って今でも、世界中の基督教会で記念され、守られています。パンを裂き、同じ杯からいただくということを聖公会では大切にしています。
当時、過越祭のときにはぶどう酒が用いられていました。しかしここでイエス様は「ぶどうの実から作ったもの」と言われています。「ぶどう酒」とは明記されていません。
その後、イエス様はペトロが三度、イエス様を知らないと言うことを予告します。イエス様の前では強がっていても、結局は弱いペトロを見て、少しホッとするのはわたしだけでしょうか。