日ごとの聖書(1月22日)

本日の通読箇所「創世記6:1~4」

主は言われた。「わたしの霊は人の中に永久にとどまるべきではない。人は肉にすぎないのだから。」こうして、人の一生は百二十年となった。

(創世記6章3節)

今日の箇所はあまりにも唐突過ぎて、意味を掴むのに時間がかかってしまいます。まず「神の子」という言葉が出てきますが、これはイエス様のことではなく、天使など「天的存在」のことではないかと思われます。

神さまは「天的存在」が人間の娘たちを妻とするのを見て、ご自分の霊が人の中に永久にとどまることを良しとはされませんでした。それまでも人の命には限りがありましたが、神さまはそれを「120年」と定められました。(その後アブラハムは175歳まで生きていますが)

ここに出てくる勇士「ネフィリム」という名は、民数記13章33節にも登場します。イスラエルの人たちがカナンの地を偵察に行ったときに、そこにいた人たちを見て「我々が見たのは、ネフィリムなのだ」と恐れます。伝説の勇士なのでしょう。