日ごとの聖書(12月 4日)

本日の通読箇所「ヨハネによる福音書12:36b~43」

とはいえ、議員の中にもイエスを信じる者は多かった。ただ、会堂から追放されるのを恐れ、ファリサイ派の人々をはばかって公に言い表さなかった。

(ヨハネによる福音書12章42節)

イエス様はこの次の13章以降、逮捕されるまで人々の間から立ち去ります。彼らに対して多くのしるしをなさったものの、彼らはイエス様を信じることが出来ませんでした。

聖書は人々が信じなかった理由を二つあげています。いずれもイザヤ書の言葉ですが、「神は彼らの目を見えなくし」という言葉について考えてみたいと思います。素直に読めば、「神さまは人々が立ち帰ることを良しとされなかった」ということになるかもしれません。

しかしそれよりも大事なのは、「何事にも神さまが決められた時がある」ということではないかと思います。すべての人が同時にイエス様を受け入れることなどないのです。それぞれの人がそれぞれ定められた時に、イエス様に出会い、光を受け入れることができるのです。