日ごとの聖書(4月 4日)

本日の通読箇所「マタイによる福音書26:14~25」

弟子たちは非常に心を痛めて、「主よ、まさかわたしのことでは」と代わる代わる言い始めた。

(マタイによる福音書26章22節)

イエス様の12弟子の一人であるユダが、イエス様を裏切ることを決意します。彼はどうして裏切ったのでしょうか。イエス様を誰よりも愛していたからとか、サタンの仕業だとかいろいろ言われますが、これも神さまのご計画だったのでしょう。

イエス様は過越の食事をおこないます。これが一般に「最後の晩餐」と言われる食事です。その席上、「あなたがたのうちの一人がわたしを裏切ろうとしている」と弟子たちに言われます。

彼らは代わる代わる「まさかわたしのことでは」と尋ねます。裏切り者はユダだけではなく、イエス様を見捨てることになるすべての弟子たちだったのかもしれません。そしてわたしたちも、何度もイエス様を裏切ってきたことも忘れてはならないと思います。