日ごとの聖書(9月17日)

本日の通読箇所「出エジプト記16:28~36」

イスラエルの人々は、人の住んでいる土地に着くまで四十年にわたってこのマナを食べた。すなわち、カナン地方の境に到着するまで彼らはこのマナを食べた。

(出エジプト記16章35節)

神さまは、またしてもモーセの言うことを聞かず、7日目の安息日にパンを集めに行った民を見て言われました。「あなたがたはいつまでわたしの戒めと教えを拒み続けて、守らないのか」と。モーセはいつも間に入って、気の毒です。

イスラエルの人々はこのパンを、「マナ」と名付けます。それは「コエンドロの種に似て白く、蜜の入ったウェファースのような味」だそうです。この正体が何か、いろいろな説があります。キノコ説、穀物説、果実説、樹液説、虫の排泄物説などなど。

イスラエルの人々はこのマナによって、荒れ野での40年間養われていきます。(ここで40年とあるので、「彼らはかなりの長期間荒れ野にいるんだ」と分かってしまいます)。この出来事から、神さまから与えられるみ言葉や恵みを「マナ」と表現することもあります。