日ごとの聖書(9月16日)

本日の通読箇所「出エジプト記16:22~27」

七日目になって、民のうちの何人かが集めに出て行ったが、何も見つからなかった。

(出エジプト記16章27節)

のちに十戒で与えられる安息日の規定が、すでにこのときに命じられています。安息日は天地創造の際、神さまが7日目にすべての業を終えて安息されたことに由来します。人々はその日を聖なる日とします。そしてすべての働きから解放されるのです。

荒れ野でも、6日目に二倍のパンを集め、半分は前の日に焼いたり煮たりして保存しておくようにしなさいとモーセは命じます。7日目に何も労働をしなくていいように、準備しておくのです。

他の日であれば翌日には腐っていたパンも、このときは一日置いても臭くなることはありませんでした。神さまがそのようにされたということでしょう。しかしこのときも、モーセの言葉に反し、7日目にパンを集めに行く民がいたようです。