本日の通読箇所「創世記8:1~5」
神は、ノアと彼と共に箱舟にいたすべての獣とすべての家畜を御心に留め、地の上に風を吹かせられたので、水が減り始めた。
(創世記8章1節)
神さまは、箱舟の中にいたノアや動物たちを忘れることはありませんでした。神さまが送られた風は、地上の水の勢いを収めます。聖書の中で、風は「霊」と同じ言葉です。「神の霊が水の面を動いていた」という1章2節の記述が思い起こされます。
5か月経ってようやく水は引いていき、箱舟はアララト山の上にとどまります。、トルコ共和国の東に標高5,137mの「アララト山」がありますが、12世紀以降、これはきっと聖書の山に違いないと考えた欧州人が、そのように命名したそうです。
その後2か月半ほどかけて、ようやく山々の頂があらわれます。水が引くのにそれだけたくさんの時間を要したということは、神さまの怒りがそれほど大きかったということを示しているようです。