日ごとの聖書(12月 18日)

本日の通読箇所「ヨハネによる福音書18:12~18」

門番の女中はペトロに言った。「あなたも、あの人の弟子の一人ではありませんか。」ペトロは、「違う」と言った。

(ヨハネによる福音書18章17節)

逮捕されたイエス様は、大祭司の屋敷に連れていかれます。そのイエス様の後を、二人の弟子が付いて行きました。一人はシモン・ペトロ、もう一人の名前は記されていません。ペトロはイエス様が逮捕されるとき、剣を抜いて立ち向かいました。

ペトロはイエス様から「剣をさやに納めなさい」と言われたものの、何とかして助けたいと思っていたのでしょう。ペトロは大祭司の知り合いであったもう一人の弟子の口添えで大祭司の中庭に入り、様子を伺っていました。

他の弟子たちが皆どこかに逃げてしまった中、それでもペトロはイエス様の近くにいようとしました。「あなたのためなら命を捨てます」とまで言ったペトロでしたが、彼の前には大きな試練が待ち構えていました。