日ごとの聖書(8月18日)

本日の通読箇所「出エジプト記8:16~28」

しかし、その日、わたしはわたしの民の住むゴシェン地方を区別し、そこにあぶを入り込ませない。あなたはこうして、主なるわたしがこの地のただ中にいることを知るようになる。

(出エジプト記8章18節)

次に第四の災いです。第三のぶよに続き、今度はあぶです。ぶよとあぶの違いは、その大きさにあります。ぶよが体長数㎜なのに対し、あぶは2~3㎝と約10倍の大きさを持ちます。そして人の血を吸うという特徴は同じです。

小さい虫にまとわりつかれるのも鬱陶しいですが、大きな虫が大量に襲って来るのも怖いものです。神さまはこのとき、イスラエルの民が住んでいる場所は区別して襲わないと約束されました。ということはイスラエルの人々は、ぶよには襲われたということでしょうか。

ファラオは交渉の中で、三日かけて荒れ野を行き、いけにえをささげることを一旦は了承しました。目の前の状況に、耐えられなくなったのでしょう。しかしあぶが去ると、またしてもファラオの心はかたくなになります。デジャブのようです。