日ごとの聖書(4月 19日)

本日の通読箇所「マルコによる福音書1:9~15」

「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」と言われた。

(マルコによる福音書1章15節)

マタイ福音書では3章13節~4章17節に書かれていた「イエス、洗礼を受ける」、「誘惑を受ける」、「ガリラヤで伝道を始める」という三つの単元が、マルコ福音書ではたった7節にまとめられています。「荒れ野の誘惑」はわずか2節です。

誘惑の場面で、イエス様は野獣と共におられたと書かれています。野獣は悪の力と結び付けられますが、その野獣が手なずけられているとも考えられるこの記述は、何を意味しているのでしょうか。

14、15節の小見出しは、新共同訳では「伝道」という言葉が用いられていましたが、新しい協会共同訳では「宣教」に変わっています。「伝道」と「宣教」について、分かち合いたいですね。