本日の通読箇所「マルコによる福音書11:1~11」
二人が子ろばを連れてイエスのところに戻って来て、その上に自分の服をかけると、イエスはそれにお乗りになった。
(マルコによる福音書11章7節)
イエス様がエルサレムに入られるときに子ろばを調達された話は、とても不思議な印象をわたしたちに与えます。イエス様はすべてお見通しの超能力者だということなのでしょうか。
それよりもここで伝えたかったのは、二人の弟子の姿勢なのだと思います。この二人の弟子がイエス様の言葉を信用せずに勝手なことをしていたら、イエス様は子ろばに乗ってエルサレムに入ることはできませんでした。
わたしたちも神さまに道を示されたときに、「そんなバカな」、「こんなことが起こるはずがない」と思うこともあるでしょう。しかし、神さまはそんなわたしたちの思いを超えて、必ず良い方向へ導いてくださると信じることができたなら、とても素晴らしいことだと思います。