本日の通読箇所「創世記39:11~20」
そして、主人に同じことを語った。「あなたがわたしたちの所に連れて来た、あのヘブライ人の奴隷はわたしの所に来て、いたずらをしようとしたのです。」
(創世記39章17節)
侍従長(親衛隊長)の妻ともなれば、欲しいものは何でも手に入ったのでしょう。また自分が言ったことに対して歯向かう人など、いなかったのだと思います。しかしヨセフは、何度もポティファルの妻の求めを拒否します。
彼女は面目を潰されました。そしてヨセフを罠にかけて、貶めようとします。彼女はヨセフを誘ったときに彼の着物を掴み、話しませんでした。彼女の部屋から逃げるヨセフは、着物を取られてしまいました。
「襲われそうになった」と訴える妻の言うことを、ポティファルは鵜吞みにします。もしかするとこのようなことは、今回が初めてではなかったかもしれません。ポティファルはヨセフを監獄に入れる決断を下します。