日ごとの聖書(2月23日)

本日の通読箇所「創世記15:1~6」

アブラムは尋ねた。「わが神、主よ。わたしに何をくださるというのですか。わたしには子供がありません。家を継ぐのはダマスコのエリエゼルです。

(創世記15章2節)

アブラムには、まだ子どもがいませんでした。この時代、子孫が与えられるということが神さまの祝福だと考えられていたため、アブラムの心中は複雑だったことでしょう。

弟のナホルや甥のロトも一緒に住んでいないため、アブラムの財産を相続するのはエリエゼルでした。彼は使用人(聖書では家の僕)でした。神さまに対してアブラムが言った言葉には、「どうして子どもを与えてくれないのですか」という嘆きも含まれています。

神さまは以前、地の塵の数ほどアブラムの子孫を増やすと約束されました。そして今回は、星の数のように子孫が増えると約束します。そしてアブラムは、その言葉を信じました。これが「アブラムの義」なのです。