本日の通読箇所「創世記14:17~24」
いと高き神の祭司であったサレムの王メルキゼデクも、パンとぶどう酒を持って来た。
(創世記14章18節)
アブラムがロトを取り戻して帰って来たとき、ソドムの王とサレムの王メルキゼデクがやって来ました。サレムとはエルサレムのことです。またメルキゼデクは「いと高き神の祭司」とも書かれています。
メルキゼデクのことは、新約聖書のヘブライ人への手紙にもこのように記されています。「メルキゼデクという名の意味は、まず「義の王」、次に「サレムの王」、つまり「平和の王」です。(ヘブライ人への手紙7章2節)」
彼は、祭司の血族であるレビ族以外の者でありながら、アブラムから十分の一を受け取り、アブラムを祝福しました。そしてイエス様も、メルキゼデクと同じ「いと高き神の祭司」であるとヘブライ書は書きます。イエス様はユダヤ教の枠組みを乗り越えられるのです。