日ごとの聖書(7月24日)

本日の通読箇所「出エジプト記1:8~14」

エジプト人はそこで、イスラエルの人々の上に強制労働の監督を置き、重労働を課して虐待した。イスラエルの人々はファラオの物資貯蔵の町、ピトムとラメセスを建設した。

(出エジプト記1章11節)

ヨセフは当時のエジプト王ファラオの夢を解き明かし、エジプト全土を治める者となりました。そのときから14年の間に起こる出来事を言い当てたからです。その結果、エジプトは国中の銀、家畜、土地と穀物を交換し、豊かになりました。

それから長い年月が過ぎ、エジプト王ファラオは代替わりをしていきます。聖書にはそれぞれのファラオの名前が書かれていませんのでわかりづらいですが、この先登場するファラオは、「ヨセフの功績を知らない」ファラオです。

当時はグローバル社会とは到底言えず、自分たちと違う民族の人を受け入れることはあまりありませんでした。ファラオは彼らが強大になるのを恐れ、力を削ぐために彼らの重い苦役を課すことにしました。