本日の通読箇所「出エジプト記1:1~7」
イスラエルの人々は子を産み、おびただしく数を増し、ますます強くなって国中に溢れた。
(出エジプト記1章7節)
今日から今年いっぱい掛けて、出エジプト記を読んでいきます。出エジプト記には2つの大きな物語が書かれています。一つはイスラエルの人たちがエジプトを脱出する物語、もう一つは神さまがモーセに与えた十戒の物語です。
7年間の飢饉の中でヨセフによってエジプトに連れて来られたイスラエル(ヤコブ)たち家族は、総勢70名でした。エジプトの王ファラオは、ゴシェンを彼らの住む場所として与えます。彼らは家畜を飼いながら、不自由なく暮らしていたことでしょう。
また神さまの祝福によって、彼らの数はおびただしく増えていったようです。そのため、イスラエルの民はゴシェンのみならず、エジプトの国中に溢れていきます。このことが、騒動の発端となりました。