日ごとの聖書(11月30日)

本日の通読箇所「出エジプト記33:12~16」

お願いです。もしあなたがわたしに御好意を示してくださるのでしたら、どうか今、あなたの道をお示しください。そうすれば、わたしはどのようにして、あなたがわたしに御好意を示してくださるか知りうるでしょう。どうか、この国民があなたの民であることも目にお留めください。

(出エジプト記33章13節)

モーセの不安は、33章2節に書かれている「私はあなたに先立って使いを差し向け」という神さまの言葉が本当なのかどうか、ということのようです。

モーセにはその「使い」について知らされておらず、どうやって示された道を歩んで良いのかわかりませんでした。イスラエルの民を預かっている立場から、モーセは神さまに語ります。

その内容は、「食ってかかっている」と捉えられても仕方のないものです。しかし神さまはその訴えに丁寧に耳を傾けているようです。「旧約の神」の認識が、少し変わってきます。