日ごとの聖書(12月1日)

本日の通読箇所「出エジプト記33:17~23」

また言われた。「あなたはわたしの顔を見ることはできない。人はわたしを見て、なお生きていることはできないからである。」

(出エジプト記33章20節)

モーセは、神さまが共に歩んでくださるしるしを示して欲しいと願います。しかし神さまは不思議なことを言います。「しるしは見せよう。だがわたしを見ると死んでしまうため、しるしが通りすぎるまで、わたしはあなたを手で覆い、見えなくする」。

この言葉通りであれば、結局しるしを見ることはできないということになります。11節では「顔と顔を合わせてモーセに語られた」とありましたが、実際には姿は見せていなかったのでしょうか。

ただキリスト教では、「見ないのに信じる者は幸いである」という言葉がイエス様の口から語られます。しるしを見たからではなく、心で感じ、信じることのできる信仰を、わたしたちも求めていきたいものです。