日ごとの聖書(9月 8日)

本日の通読箇所「ルカによる福音書16:19~31」

やがて、この貧しい人は死んで、天使たちによって宴席にいるアブラハムのすぐそばに連れて行かれた。金持ちも死んで葬られた。

(ルカによる福音書16章22節)

イエス様の母マリアは神さまのみ心を知ったときに、「マリアの賛歌」を唱えました。「主はその腕で力を振るい、思い上がる者を打ち散らし、権力ある者をその座から引き降ろし、身分の低い者を高く上げ、飢えた人を良い物で満たし、富める者を空腹のまま追い返されます。(ルカ1:51~53)」

そこで語られているのは、神さまの前での大逆転です。今日の箇所においても、金持ちとラザロとが、生きている間と死んだ後では全く立場が逆転することが伝えられています。

それではわたしたちは、どうすればよいのでしょうか。“ラザロ”と共に生きることが大事なのではないかと思います。わたしたちの周りには、“ラザロ”はいませんか。ちなみに「ラザロ」とは、「神さまが助けてくれる」という意味です。