本日の通読箇所「出エジプト記6:10~13」
モーセは主に訴えた。「御覧のとおり、イスラエルの人々でさえわたしに聞こうとしないのに、どうしてファラオが唇に割礼のないわたしの言うことを聞くでしょうか。」
(出エジプト記6章12節)
イスラエルの人々は、モーセの言うことを聞こうとはしませんでした。しかしそれでも、神さまはファラオに対してイスラエルの人々をエジプトから去らせるように言いなさいと命じます。
モーセは、自分は「唇に割礼のない」と言います。これは意味の分からない言葉だと思っていたのですが、新しい聖書では「話し下手」と変わりました。そのほうが意味はすぐにわかります。
神さまはモーセとアロンに、なすべきことを語ります。そこにはファラオに対してだけでなく、イスラエルの人々に対して何をすべきかも含まれていました。民の信認と理解を得ないと、物事がうまく進まないからでしょうか。