日ごとの聖書(7月 7日)

本日の通読箇所「ルカによる福音書3:1~20」

悔い改めにふさわしい実を結べ。『我々の父はアブラハムだ』などという考えを起こすな。言っておくが、神はこんな石ころからでも、アブラハムの子たちを造り出すことがおできになる。

(ルカによる福音書3章8節)

ルカ福音書では、洗礼者ヨハネとイエス様とが対比されて描かれてきました。誕生の予告や誕生物語を通して、道備えをする洗礼者ヨハネの役割が示されていきました。

ヨハネは人々に、悔い改めを叫びます。そして「ふさわしい実を結ぶ」ように、迫るのです。具体的な悔い改めの方法も示しつつ、おこないによって神さまに立ち返るように語ります。

ヨハネは「旧約最後の預言者」と呼ばれることがあります。旧約の時代、人々は神さまから与えられた掟を守ることができずにいました。神さまはその様子をご覧になり、イエス様をわたしたちの間にお遣わしになりました。わたしたちは、何をすればよいのでしょうか。