日ごとの聖書(5月18日)

本日の通読箇所「使徒言行録26:4~8」

神が死者を復活させてくださるということを、あなたがたはなぜ信じ難いとお考えになるのでしょうか。

(使徒言行録26章8節)

パウロはまず、自分がファリサイ派として敬虔な生活を送って来たことを語ります。彼はユダヤ教の中でも最も厳格な派であるファリサイ派の一員として生活をしてきました。律法も忠実に守っていました。

またユダヤ12部族は、散らされた民がまた神さまの元に集められるという希望を抱いていました。その日に神さまの前に立てるように、彼らは普段からいつも清い生活を心がけていたのです。

しかしそれは、表面を白く塗っているだけにすぎないことを、パウロはまた知っていました。自分の弱さを知っているからこそ、「完璧」を求めた生活だけでは足りないことに気づいたのではないでしょうか。