日ごとの聖書(9月 13日)

本日の通読箇所「ルカによる福音書18:9~17」

自分は正しい人間だとうぬぼれて、他人を見下している人々に対しても、イエスは次のたとえを話された。

(ルカによる福音書18章9節)

「自分は正しい人間だとうぬぼれて、他人を見下している人々」とは誰のことでしょう。イエス様のたとえにはファリサイ派と徴税人が出てきますので、「ファリサイ派」だと多くの人は考えます。するとここで、今日のメッセージは届かなくなってしまいます。

聖書を読んでいて、「これは自分に対して言われているのではない」とか、「これはあの人に対して言われているんだ」とか考えることと、「この徴税人のような者でないことを感謝します」というファリサイ派の人の思いは同じなのです。

大切なことは自分の罪を自覚し、ただひたすらに神さまの憐れみを求めることです。わたしたちは乳飲み子のように、一方的に恵みを与えられなければ生きていけない、そんな存在なのですから。