日ごとの聖書(8月 26日)

本日の通読箇所「ルカによる福音書12:57~13:5」

決してそうではない。言っておくが、あなたがたも悔い改めなければ、皆同じように滅びる。

(ルカによる福音書13章5節)

ルカ福音書には、「悔い改め」という言葉が多くみられます。それはこの福音書が「異邦人」と呼ばれるユダヤ人以外の人に対して書かれたためです。ずっと神さまの愛に気づかずに生きてきた人に向けて書かれた、だからわたしたちに対するメッセージでもあるのです。

そもそも「悔い改め」とは、単なる反省や後悔とは違います。ダイナミックな方向転換です。神さまに背を向けて歩いていたけれども、ある日、180度方向転換して神さまの方に向き直るということです。

キリスト教とは、道徳的・倫理的にちょっと良い人になるための教えではないのです。あなたの生き方を180度変えるイエス様との出会いなのです。わたしたちは自分の力で生きているのか、それとも神さまに生かされているのでしょうか。あなたはどちらを選びますか。